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転職の職業選択のやり方!「業種」と「職種」の違いを解説、一覧もあり

日本では終身雇用制度の風習は崩れ始めており、一つの会社で定年まで働くことが少なくなり、20代30代を中心に転職が一般的になっています。

本記事では「業種」と「職種」の違いや一覧を説明した後に、職業選択の要因や大事なこと、キャリアの節目について説明します。
今のキャリアに満足していない方やこれから転職を考えている方には参考になると思います。

業種と職種


新卒や転職で仕事探しをしていると「業種」と「職種」の文字を目にすることが多いです。
まずはこの二つを決めて、数ある求人情報から求人票を見つけるのが仕事探しにおいて一般的な流れです。

「業種」とは、それぞれの企業が属している業界の種類を指します。
例えば、「製造業」、「金融業」などがあります。
「職種」とは、業務内容によって分けた仕事の種類を指します。
個々人の仕事の分類ということです。例えば、「営業」「事務」などとなります。

ハローワークの分類(日本標準産業分類)では、20の大分類に業種と11の大分類に職種が分けられています。
これらのは過去に更新されており、時代背景やテクノロジーの発達によって追加や削除されています。

業種一覧(20種)

A:農業,林業
B:漁業
C:鉱業,採石業,砂利採取業
D:建設業
E:製造業
F:電気・ガス・熱供給・水道業
G:情報通信業
H:運輸業,郵便業
I:卸売業・小売業
J:金融業・保険業
K:不動産業,物品賃貸業
L:学術研究,専門・技術サービス業
M:宿泊業,飲食サービス業
N:生活関連サービス業,娯楽業
O:教育,学習支援業
P:医療,福祉
Q:複合サービス事業
R:サービス業(他に分類されないもの)
S:公務(他に分類されるものを除く)
T:分類不能の産業

職種一覧(11種)

A:管理的職業
B:専門的・技術的職業
C:事務的職業
D:販売の職業
E:サービスの職業
F:保安の職業
G:農林漁業の職業
H:生産工程の職業
I:輸送・機械運転の職業
J:建設・採掘の職業
K:運搬・清掃・包装等の職業

「業種」と「職種」を掛け合わせることで、職業選択やキャリア形成に繋がります。
>>>仕事のキャリアを作る要素を説明!相談する前に知っておくべきこと!



職業選択の自由

日本では日本国憲法第22条1項において
「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。」と職業選択の自由が定められています。
この条文は職業選択の自由を保障しているもので、自分で従事する業種や職種を自由に決定できることを意味しています。

職業選択の自由の条文ができた背景には、昔は身分、性別などによって自由に職業を選べない時期があり、そこで社会的な弱者を保護するために規定されました。
国民の生命と健康に対する危険の除去、緩和する目的と、経済との調和ある発展を確保し、社会的や経済的弱者を保護することを目的に作られて背景があります。

職業選択の要因

職業を選択する場合は、興味や関心があること、過去の経験が活かせることなどが一般的です。
その他にも給与などの待遇や将来性などの要素などが複雑に掛け合わされます。

分野 業種・職種 「〇〇が趣味なので、それに携わる仕事がしたい」
「〇〇のプロフェッショナルになりたい」
形・待遇 就業形態 「海外駐在がしたいので、グローバル企業でチャンスのある企業に就職したい」
「家庭が第一なので、時短勤務が許可される会社で働きたい」
報酬・待遇 「年収がアップする仕事がしたい」
「住宅手当などの福利厚生が充実している企業で仕事がしたい」
能力 能力適正 「英語が得意なので、日常的に英語を使う仕事がしたい」
「過去の経験してきた業務を活かせる業種で働きたい」
想い 価値観 「社会貢献ができる仕事がしたい」
「海外進出している企業に就職したい」
イメージ 「子供の頃に憧れていた〇〇の仕事がしたい」
紹介 人脈 「ヘットハンターから紹介を受けた会社に」
家庭状況 世襲 「自営業のため実家を継ぐ」

職業を選択する際に「就業形態」「報酬・待遇」「業種・職種」を軸に選択肢を見つける方法が簡単で一般的です。
他方で「価値観」から職業選択の選択肢を見つけるのは難しいです。理由はその時の感情や周りの状況で価値観は変わることもあり、常に少しづつ変化しているからです。
>>>キャリア形成のための要点とタイプ別の道の歩き方



キャリアの節目


高校や大学を卒業して定年まで働く場合には約40年働くことになり、その期間には何回かのキャリアの節目があります。
昇進や部署異動や転勤や転職や大きなプロジェクトの成功などです。また、結婚などの家庭環境の変化によって、仕事の仕方が変わり、キャリアの節目となることもあります。

キャリアの節目は自分で意図的に作り出すもの(状況創造的)と他者や環境によってもたらされるもの(状況対応的)に分けることができます。

状況創造的 状況対応的
仕事
  • プロジェクトなどで成功・失敗する
  • 社内異動や転職をする
  • 起業をする
  • 上司や同僚が変わる
  • 異動や転勤が命じられる
  • 賞罰を受ける
私的
  • 結婚・離婚する
  • 子供が誕生する
  • 住宅を購入する
  • メンターなどに出会う
  • 家族の介護が必要になる
  • 天災や事故に遭う

 

キャリアの節目を体験しながら人は成長していきます。
その中でも、転職が節目の分岐点になることが多く、その際に上記で伝えた「業種」と「職種」、職業選択は必要不可欠な知識になります。
これらの軸を常に意識して、日々の仕事に励みましょう。