仕事

仕事のキャリアを作る要素を説明!相談する前に知っておくべきこと!

キャリアとは広義で使用されることも多く、大雑把なイメージで使用されていますが、
本来は「日々の仕事における行動や役割、成果などの連鎖や蓄積」を表します。
本記事では、キャリアを作る段階で必要な要素や影響を与えるものについて説明します。
加えて、過去現在未来の視点からの「キャリア」の接し方も説明します。

キャリアの3つの層

キャリアは3つの層に分けることができ、上層を頂点にピラミッド型に例えることができます。

上層:スキル、何を持つ、「知識・技能(スキル)・人脈」
中層:スタンス、どう行う、「行動特性・思考特性・態度・習得」
下層:ポテンシャル、どうあるべき、「行動特性・思考特性・態度・習得」

キャリアの上層

上層は「知識・技能(スキル)・人脈」です。
業務遂行するための能力的資源や資産で、これらは後天的なもので、過去の経験などによって育まれて生きます。
能力の「手駒」であり、若い時は少ないですが、挑戦や努力を続けると増加し質も高まります。
これらを掛け合わせることで相乗効果が生まれます。

キャリアの中層

中層は「行動特性・思考特性・態度・習得」です。
物事の行い方や傾向性、物事の考え方のクセで、これらは職場環境や友人の種類や教育課程の影響を受けています。
先天的なく、後天的ですが変化や成長するのが難しいです。

中層が土台となり、上層を手駒を操ることになります。

キャリアの下層

下層は「マインド・価値観」です。
仕事・キャリアを考えるときに根底にある意識や価値観や動機です。
これらは先天的な要素や家庭環境も大きく影響します。
生きてことや働くことでの心情や優先順位や価値観など、個人のもっとも中心になる部分です。

>>>仕事やキャリアの原則は3種類!「価値創造」のプロセスと思考法



キャリア形成に影響を与えるその他の要素

健康

「体が資本」という言葉があるように、仕事をする以前に人間として活動して行く上で健康であることが前提条件であります。
健康に難があると、職業選択の際に制限が生まれます。

個人の体型には個人差があり、太りにくい人もいれば、痩せにくい人もいますが、アメリカでは「太っている人=仕事ができない」と捉える方が多いです。
理由は太っている人は食事制限や継続的な運動ができていないことが多く、自己管理ができていないと捉えられます。
私生活の自己管理ができない人は仕事の管理もできない印象を与えます。

健康を維持することは、顧客や同僚との関係性の向上にも繋がり、結果としてキャリアの向上に繋がります。

雇用状況・家庭状況・居住地

「正社員で働いているか/非正社員で働いているか」「転勤や海外駐在はあるか/ほとんどないか?」「昇格やチャンスの多い会社か/年功序列でチャンスが少ないか」「独身か/家族持ちか」など外的要因でキャリアや仕事の仕方に影響が出ます。
また、個人だけでなく、両親の介護や子供の病気など家族の状況も影響します。

景気状況・社会状況

個々のキャリアは日本経済や社会のトレンドなどのマクロとも関係があります。
「為替変動による会社の業績の変化」「日本経済による就職率の増減」「法改正による事業の推進や停滞」などマクロから仕事やキャリアに影響が出ることもあります。



それぞれの要素の関係性

それぞれの要素は複雑に絡み合いながら、日々変化して、個々のキャリアを形成しています。
その中でも内的(自分)と外的(環境)に分けることができます。

下層
マインド・価値観
中層
行動特性・思考特性・態度・習慣
上層
知識・技能・資格・人脈
健康 雇用状況・家庭状況・居住時 経済状況・社会状況
内的 外的

キャリアの過去・現在・未来


続いて、過去・現在・未来と時間軸でのキャリアとの向き合い方、考え方について説明します。

過去のキャリア

過去のキャリアとはその人が仕事を通じて積み上げてきた実績や経験です。
働くほどにキャリアが積み上がっていきますので、年齢が高い人の方がいろんなキャリアを積み上げていることがほとんどです。
転職のタイミングでキャリアの棚卸しをすることが多く、過去を振り返り自己分析をしますが、転職を計画していない人も年に一回などのキャリアの棚卸しをすることをお勧めします。

過去のキャリアは変えることはできませんが、失敗や挫折した経験も捉え方次第では無駄ではないキャリアになります。

現在のキャリア

過去のキャリアの集大成が現在のキャリアです。
現在、どの会社にいて、どのような仕事やプロジェクトをしていて、どのような役職をついているかです。
そして、現在の自分がどんな行動特性や強み弱みがあり、仕事に対する習慣や態度などです。健康状態や家庭環境も考慮します。

将来のキャリア

将来、どのような仕事をしたいか、人物になりたいか想像します。
企業名やポジションや仕事名など具体的な方が好ましいですが、現段階で具体的なイメージがない場合には抽象的にします。

そして、将来のキャリアと現在のキャリアのギャップを見つけ、それを埋めるための施策や行動を確認して、現在のキャリアに日々の目標として組み込みます。

>>>キャリアにおける成長の4つの種類。「技術的成長」「精神的成長」「連続的成長」「非連続的成長」

キャリアの要素や過去現在未来のキャリアとの向き合い方を理解するだけで、キャリアを考える際のヒントになることがあります。
キャリアを理解して、自分のキャリア形成に繋げましょう。