自己啓発

研修のレポート・感想・所感・研修報告書の書き方!例文やテンプレートもあり

新卒社員なら新人研修、中堅社員ならスキルアップ研修、マネージャーなどの役職者なら管理職研修などその時の立場や状況によって研修に参加することがあります。
また、社内の研修だけでなく、社外の研修などに参加する機会もあります。

研修を充実させて、今後の活動に活かしていくためにレポートや感想や報告書は大事になります。本記事では研修の所感を書き方や例文やテンプレートなども合わせて説明します。

研修報告書・レポート・感想・所感が必要な時

社内研修や社外研修、全従業員に向けた研修や少人数の研修など「研修」と言っても、たくさんの種類やタイプがあります。

全ての研修において研修の報告をする必要はありません。
まず、報告書を何のために提出するかを考える必要があります。
ほとんどの報告の場合、研修で何を学び理解し、今後どのように活かしていくのかを上司に対して報告します。
その研修報告書をもって今後の仕事内容に「どんな成長が見込めるか」というのは、会社側にとってだけでなく、その研修に参加した社員としても利点になります。

よって、研修の報告書が必要かどうかは上司への確認が必要になります。
研修報告書を作成するのには時間がかかりますので、上司や会社が必要とした場合には報告が必要ですが、業務が忙しい場合は報告が不要と考える場合もあります。
報告をすることが研修の目的ではないので、事前に研修の感想の提出の有無の確認が必要です。

報告は「感想文」「レポート」「報告書」「復命書」などいろんな呼び方があり、それぞれ意味合いが少し異なります。

感想文 感想文は自由に自分の思ったことを連ねて書きます。
小学生の夏休みの課題や本の読後に感じた「読書感想文」が一般的で自分の心がどう動いたのかを書く物です。
レポート レポートは基本的に事実ベースで理路整然と書く文章ですが、レポートの中の「考察」に当たる部分は自分の考えを述べるため「所感」と似ています。
報告書 「報告書」は「レポート」と似ていますが、「報告書」の方がより事実ベースというニュアンスがあります。「所感」のように自分の考えたことよりも実際に起こったことや現在の状況に注目した書き方になります。
復命書 「復命書」とは、官庁などで用いられる言葉で、「報告書」と同じような意味を持ちます。上司の指示を受けて行った業務の結果を上司に「返す」という意味から「往復」の「復」の字があてられています。

「所感」とは

「何らかに対して影響を受けて心が動いたこと」という意味です。
「所感」は思いを「何」から感じたのかというでき事や状況を示す言葉です。



研修報告書・レポート・感想・所感のポイント

  1. 感想だけで終わらないようにする
    研修報告書は業務の報告を行うために提出します。「これが難しかった」「ここがわからなかった」などの感想にしないようにしましょう。
    自分のレベルや理解度がどのくらいなのかを事実として伝えるための書類を作成することが必要です。
  2. 所感と事実を分ける
    研修で学んだことや覚えておきたい箇所、自分の成長に関する指標などの「事実」と自分の感じたことや考えなどを述べる「所感」を分けて記載しましょう。
    これらを混合していると研修報告書を受け取った上司に伝わらなくなってしまいます。
  3. 平易な言葉で簡潔に書く—簡潔明瞭
    所感文や感想文を書くとき、無理をして専門用語を多用したり難しい単語を使う必要はありません。むしろそのような言葉をたくさん使う書き方は読みづらくわかりづらい文章になります。
  4. 誰にでもわかるような言葉を使って
    簡潔な書き方をしましょう。その文章は事の運びによっては自分の直属の上司だけでなくより広い舞台に持ち出される可能性もあります。この時にも多くの人が理解できるような書き方をしましょう。
  5. 「ですます調」「断定調」はどちらでもいいが統一は必要
    書き方は「ですます調」「断定調」などどちらでも構いません。
    しかし、同じ研修報告書の中で「ですます調」「断定調」など書き方が混在しているのは、上司や先輩などに対し読みにくい印象を与えてしまいます。
    各企業ごとに風習や習慣などで「こういう書き方をする人が多い」という程度でしょう。
  6. 主張・主旨の本筋を外さない—論理の一体性
    所感文や感想文を書くときに気をつけたい書き方のポイントは、最初から最後まで主張や本筋を変えないということです。これが食い違っている文章は、「結局何が言いたかったのかわからない」というように思われてしまいます。
  7. 結論から書き始める
    報告書やレポートは、文章の美しさや展開の広がりを楽しむものではありません。結論を伝えるのを目的とする文章です。結論や結果を先に持ってきて、要点を伝える書き方をする。その後、結果に至るまでの根拠や経過の説明を書くようにしましょう。
  8. 研修レポート・研修報告書はA4用紙1枚程度に収める
    研修レポート・研修報告書は、たくさん書けばいいというものではありません。
    要点をまとめた上で、A4の用紙1枚に収めるような書き方をお勧めします。
    重要な点が何か、簡潔にわかりやすく文章をまとめるよう構成を考えましょう。
  9. 丸写しはNG
    研修報告書を書く際にやってしまいがちなのが、ネット上の記事や論文、資料からの丸写しです。本来、報告書やレポートは、自分自身の学びや問題解決のために書くものです。研修報告書を完成させるために自分で考え理解していく行為も、報告書提出を義務づける目的の1つになります。



研修報告書・レポート・感想・所感のテンプレート

報告書などは「前文」「本文」「結論」の3部構成にします。

「前文」は、その文章全体の概要や結論を記載しましょう。全文を読むだけで、報告内容の8割がわかるようにします。
「本文」で概要や結論の具体例や理由を記載し、「結論」で「結果によって何が言えるのか」「これを受けてどう考えたのか」を記載します。

一般的に研修報告書に記載すべき項目下記になります。

  • 研修日時
  • 研修場所
  • 出席者、参加者(ミーティング、会議などの場合)
  • レポート作成者の氏名
  • 何に関するレポートか(出張や会議、研修など)
  • 実施した内容(会議なら議事録など)
  • どのような雰囲気、様子だったか
  • 所感



研修報告書・レポート・感想・所感の例文

例文
●月●日(●)研修時間:9:00~18:00
本日は「ビジネスマナーについて」を学びました。
内容は
・挨拶をする際のお辞儀の角度について
・名刺の受け渡し方法
・現場での業務内容
・必要とされる法律知識
を学びました。

【所感】
これまでに挨拶をする際のお辞儀の角度について考えたことはありませんでしたが、角度により相手に与える印象が大きく異なるということを知りました。
また、必要とされる法律知識については、第三条と第五条の部分の理解がまだ不足していると感じましたので、本日再度確認しておきます。

研修報告書の書き方や注意点は以上になります。
書き方ひとつで研修への参加姿勢や理解度、会社員としての基礎スキルを判断されることもあります。
また、報告することが目的でなく、研修を受けてそれを活用するために、報告書で研修内容をまとめて、今後の活動に役立てることができます。